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第51回 京都コリア文学研究会

2026-04-02 11:02

第51回 京都コリア文学研究会

 

報告者 廣瀬陽一(立命館大学コリア研究センター客員研究員)

論題  植民地朝鮮・韓国における転向政策と転向研究――その歴史と展開

 

――――――――――――――報告概要――――――――――――――――

 1991年12月にソ連邦が解体すると、日本の転向論者は転向の問題としての歴史的使命は終わったと考え、

いっせいに議論の場から離れていった。以後、転向の問題としての現在性が問い直されることなく今日に

いたっている。

 しかし実際には日本国内の転向論と入れ替わるように、転向をめぐる研究が始まった場所があった。

それはコリア社会、特に韓国である。韓国は1987年に民主化政権に移行すると段階的に左翼的な

文献が解禁され、日本の植民地支配が残した負の遺産と捉える観点から本格的に研究が始まった。

しかし転向問題に関心を持つ日本人の中で韓国における研究状況や、植民地朝鮮に輸出された

転向制度がその後どうなったかを知る人はほとんどおらず、転向論における重要な問題として

焦点化されたこともない。

 そこで本発表ではこの研究上の欠落を埋めるべく、治安維持法をめぐる日本と韓国での研究成果などに基づき、

植民地朝鮮に転向制度が輸出され、さらに韓国の軍事独裁政権に継承されて「活用」された歴史と、

1990年前後から本格化した転向研究の状況を概観したい。

 

日時:2026年4月22日(水) 17:30〜19:30

場所:同志社大学烏丸キャンパス志高館2階SK289会議室 

*研究会は対面のみで実施します。

 問い合わせ:文京洙(ムンギョンス)mun6898@gmail.com

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