11/29 朝鮮族研究学会 2025年度全国学術大会
2025年度全国学術大会を、11月29日(土)に帝京大学八王子キャンパスでの対面とオンラインのハイブリッド方式で実施いたします。今回は、午前の会員報告で3名の個人報告に加え、午後はシンポジウム「近代日本の植民地統治における国籍と戸籍――満洲・朝鮮・台湾」を企画しています。
多くの会員の皆様のご参加をお待ちしています。
◇大会参加申請フォーム
参加申請は11月26日(水)までに、以下のリンクからお願いいたします。
司会・報告者・討論者などの登壇者やスタッフの方々も含めて以下のリンクから申し込みを行ってください。
https://forms.gle/HqzbRcWqbtziSTFE7
◇大会に関する問い合わせ先
お問い合わせは、朝鮮族研究学会事務局メールアドレスまでお願いいたします。
朝鮮族研究学会事務局
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2025年度朝鮮族研究学会全国大会
日時:2025年11月29日(土)
場所:帝京大学八王子キャンパス ソラティオスクエア5階521室
対面とオンラインのハイブリット方式による開催
09:30-10:00 午前の部 受付
10:00-10:05 開会あいさつ 鄭雅英(立命館大学)
午前の部 会員報告
司会:金太宇(桃山学院大学)
第1報告
10:05-10:30 権力(一橋大学大学院)
「満洲国期朝鮮人移民の医療・衛生と民族間格差
――宣伝表象と生活実態の乖離」
10:30-10:35討論 宮川英一(日本経済評論社)
10:35-10:40応答
第2報告
10:40-11:05 許秦(東京大学)
「ソウル方言の単母音に対する中国延辺朝鮮語話者の知覚様相
――古い世代の話者を中心に」
11:05-11:10討論 朴景淑(花園大学)
11:10-11:15応答
第3報告
11:15-11:40 孫ミギョン(岐阜市立女子短期大学)
「非集住地域における在日コリアン・コミュニティの形成と変容
――岐阜県の事例を中心に」
11:40-11:45討論 外村大(東京大学)
11:45-11:50応答
11:50-13:00 昼食
13:00-13:30 会員総会
14:00-17:30 午後のシンポジウム
「近代日本の植民地統治における国籍と戸籍
――満洲・朝鮮・台湾」
共催:朝鮮族研究学会、
JSPS科研費・課題番号:C24K15495、JSPS科研費・課題番号:C25K15615
場所:帝京大学 八王子キャンパス ソラティオスクエア5階521室
対面とオンラインのハイブリッド方式による開催
趣旨
本年、第二次世界大戦の終結から80周年を迎えるにあたり、戦後直後の東アジアにおける旧植民地出身者の位置付けと再編を主題とするシンポジウムを開催いたします。
本シンポジウムでは、戦前日本の国籍法および戸籍法の制度的枠組みを踏まえつつ、旧植民地出身者が戦後東アジア諸国においていかに法的に位置付けられ、その社会のなかでいかに再編されていったのかについて議論します。とりわけ、中国東北地区(旧満洲)居住朝鮮人、韓国に残留した日本人、そして在日台湾人などについて、複層的な視点から議論を行います。こうした検討を通じて、戦後東アジアにおける旧植民地出身者の位置付けを、帝国の解体の問題にとどまらず、冷戦構造の形成と交錯しながら展開された東アジアの戦後史のなかに接続することを試みます。
13:30~14:00 受付
14:00~14:10 開会の辞・趣旨説明・司会:鄭雅英(立命館大学)
14:10~15:10 基調講演:遠藤正敬(戸籍・国籍研究者、サントリー学芸賞受賞)
「近代日本の植民地統治における国籍と戸籍
―満洲・朝鮮・台湾」
15:10~15:25 休憩
15:25~16:40 討論:
李海燕(東京理科大学)
玄武岩(北海道大学)
鶴園裕基(香川大学)
16:40~17:20 質疑応答・全体討論
17:20~17:30 閉会の辞・事務連絡
お問い合わせ:chaoxianzu@hotmail.com
鄭雅英 Chung Ah Young
〒567−8570
大阪府茨木市岩倉町2−150
立命館大学経営学部

